小澤太一さん写真展


骨粗鬆症のシンポジウムにお誘いいただいて品川へ。キャノンSタワーで開催中の写真展に行ってきました。雑誌CAPAでよく拝見していた写真家小澤さんです。まずシャープで美しい大判のモノクロームの良さに圧倒されます。夜通し全紙の印画紙をバットにつけていた高校大学時代を思い出します。会場のかすかな鳴き声の環境音に混じって、次第に重い機材を抱えた足音が聞こえるような錯覚。視覚からは寒そうだが、膨大な時間と努力を費やした熱量が伝わってきます。 日常生活では出会うはずのない一瞬が次々とあらわれ3周しました。 自分がこの瞬間に出会えてシャッターをきれたらどんなに嬉しいだろう。プロでも嬉しいんかな? 在廊中の小澤さんに声をかけていただき、感動してうまく喋られなかったがすごい人でした。 絶対に観たほうがいい。