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・・・なんですが


当院は開業して3年足らずですが,院長は卒後33年.開業医経験13年.若くてピチピチしてやる気まんまんではありません.前院長の建てた大きな建物ですが,スタッフは優秀ですが少なく機能的には通常の整形外科よりも小さなクリニックで無理な対応はできません.ご紹介いただくこともありますが,過度の期待をされませんようよろしくお願いします.


再来の患者さんの場合

骨粗鬆症・変形性関節症・変形性脊椎症のような慢性疾患で,日常生活も維持できて,十分趣味もこなせる,特に変わった状態もないが内服や外用の継続も必要な方は,処置室で医師が状態を確認して処方しています.


新規患者さんの「診察予定時間」


順番を取られて,指定された時間に来られた患者さんの「診療開始時間」とは,電子カルテを,患者さんの保険にあわせてパソコン上に作ることから始まります.
(順番取りはご本人でなくても可能です)
(始めにご本人か代理の方が保険証を出されていれば,あらかじめ作っておきます.)
同時に患者さんは,自分の症状を問診票に記入します.
(始めにご本人が来られていれば,あらかじめ書いてきてもらいます.または代理の方にお渡しします)
記入された問診表を使用して,看護師・スタッフがくわしく聞き取り,内容を付け加えます.
(あらかじめ漏れなく詳しく書いていただければ,時間短縮になり正確になります.)
(ここまでで,院外に出て時間を有効に使う方もおられます)
医師は,問診票を見ながらレントゲン撮影の部位を決定し照射録を書きます.
医師の診察開始は,当院の場合,レントゲン室からはじまります.
医師は,レントゲンを自分で撮りつつ患者さんの診察をはじめて,追加の撮影部位を決めます.
(ここまでで,院外で順番を待たれる方もおられます)
その後,診察室で追加の問診,診察,診断,方針決定,自主トレ指導,処方,おおよその次回受診日の決定をして,まとめのカルテ記載をおこないます.注射が必要であれば処置室で行い効果を判定します.
医師はこの手順を,他の患者さんの診察・レントゲン撮影・傷の定期の処置・定期の注射・整復ギプス固定・傷の洗浄縫合処理・MRIの撮影並行して行なっています.新患・再来・定期処置・定期注射・定期処方は別々の順番で同時進行しています.ギプス・縫合・紹介状・診断書は時間がかかります.けっしてなまけたり故意に遅くしているわけではありません.


ファストパス

当院の順番取りは,飲食店での順番取りと同じですが,患者さんの状態に合わせた医学的に理論的で公正な順番としています.午前中の診療時間に終わらない見込みであれば午後の枠になります(1日8時間の労働基準法を遵守し,スタッフに休みを取らせるため玄関を一度閉めます)
午前中から午後の時間枠指定もできます.自分も待つのが苦手なので患者さんをまたせるのがとても気になるという院長の思いをくんだスタッフが考えた方法です.利点がわからない方もいますがディズニーファストパスにそっくり.



ビッグサンダー・マウンテンが途中止まったり,すごくゆっくり走行することがあり,予定時間がずれ込むことが多々ありますが,順番をとれば確実に診察します.当院はコンビニ医院ではないので,新患だと通常の受診の2〜3倍時間をかけます.午前の診療終了時に,午後枠がすでに1時間しか残らない事もありますよ.再来の方は,昼一番にふらりとこられると枠の隙間で意外と早い事もあります.


受診のしかた


小中高校生が受診する場合,保護者が午前中に順番を受付でとっていただいて,夕方来院されるのが良いと思います.遅刻より早退のほうが通知表に傷がつかないのでは?5-6時の時間帯は子供さんが多いですよ(web予約は中止しています.フルタイムでお仕事をされている方のために本当はwebで時間帯予約を行いたいのですが,そうするとあまりにも高齢者が不利になりませんか?なやましいです).


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